自分の本当のこころの内を、さらけ出せる人がひとりもいない。
みんなそうなのかもしれないし、そうでないのかもしれないけれど。
みんなこの世界で、どう折り合いをつけて生きているんだろう。
生きにくい、個人的には。
人が嫌いなわけではないけれど、どうしても人にこころ揺さぶられる。
それは時に嬉しくて、でもほとんどが息苦しい。
人にも、風にも、温度にも、音にも、匂いにも、
どんなものにも揺さぶられるのは疲れる。この世界は、疲れる。
考えすぎてしまうというよりは、勝手に揺さぶられる感覚。
容赦なく、許可なくわたしの中に入ってきて、かき乱す。
そんな自分のこころの内を書いていたら、次第に落ち着いてきた。
人に直接話せない人は、こうやって文字にするのをおすすめする。
自分の感情を、押し込めてなかったことにするのは苦しすぎるから、
こうして書いて出すのはとても有効だとおもうよ。

