今日こそ、今日こそ絶対に印刷する。そう思って、もう一週間になる。
何を印刷したいかというと、今度のイベントでテーブルの上におくチラシやポップが数枚。たったそれだけ。レジュメを何十部印刷してホチキス止めとか(今もやる?)、そういった類のものではない。合計3枚印刷するだけ。それだけなのに、本当に億劫で仕方がない。
わたしは本当に電子機器が苦手だ。電子機器もきっとわたしのことが苦手であろう。苦手だと思われてる人のことを好きになる理由があまりないものな。そりゃそうだ。
ちなみに家にはプリンターがある。データをUSBに入れてコンビニに行って印刷してくるとかでもない。今座っている椅子を後ろにスーッと走らせたら、もうプリンターがある。コンセントは抜いているけれど、振り向けばすぐそこに彼はいる。
引っ越してから、まだ一度もプリンターを使っていない。無線でできるのか、有線でしか印刷できないのかもわからない。わからないものに手を出すのが怖い。そういうものって誰しもあるのではないだろうか。わたしにとってはその最たるものが、プリンターである(いや、きっと他にもたくさんあるだろうけど)。
もし印刷ボタンを押して印刷物が自分のプリンターから出てこなかった時、じゃあわたしが今送ったデータは一体どこへ飛んでいるのだろうか?もしかしたらお向かいさん家のプリンターからにゅるっと出てくるのではないだろうか。そんなことがいちいち心配で、いっこうに印刷ができない。もうそろそろ準備をしたいから、印刷してしまいたい。というか、こんなモヤモヤをずっと抱えたまま生きたくないのだ。もう一週間は抱えてるけど。
これを書き終えたら印刷するぞ、いや、いっそこの途中で一度やってみるのもいいのかもしれない。なにかきっかけがないと行動できない野郎なのだ、わたしは。
…やってみた。けど、できなかった。ちゃんと線も繋いだし、コンセントも入っているし、紙も補充したが、それでもできなかった。電子機器ってなんでこう上手いこといかないんだろうか。
まあでも、「できないということがわかった」のは収穫として大きい。やっぱりできるのかできないのかわからないことがいちばん怖い。そこを乗り越えられたのでヨシとする。わたしのヨシは、ハードルが地面スレスレくらいに低い。でも、それでいい。
今度は部屋の中からUSBを探して、コンビニで印刷することを目標にする。

