こんにちは!元特別支援学校教員のよしのなおです。
私は休職中に「HSP」という言葉に出会い、その特性を知りました。その考えを知ってから、どうして自分がこう感じてしまうのかの謎が解け、少し生きやすくなったのを今でも覚えています。
今日はそんな私の教員だった頃のモーニングルーティン(起床から始業まで)をご紹介したいと思います!
この記事はこんな方におすすめです♪
- HSP気質がある、繊細さんの自覚がある方
- 教員をされている方
- 朝の不安を少しでも和らげたい方
①HSP先生だったわたしのモーニングルーティン
HSP気質からなのか、私はものすごく心配性で、とにかく遅刻を恐れていました。そのため、常に時間には余裕を持って(持ちすぎるくらいに笑)行動していました。
朝起きてから仕事を始めるまでにどんな過ごし方をしていたのか、詳しくお話していきます~。
5:00 起床・朝ごはん・身支度
まず朝のルールとして、「絶対に出発の1時間半前に起きる」というのを徹底していました。
早く起きて何かするではなく、単に寝坊が怖かったのと、朝のゆっくりする時間を確保したかったからです。笑
今思うと何をそんなに怯えて生きているのか…という感じですが、当時は本当に必死でした😅
6:30 出発
家を出ます。忘れ物がないかカバンの中を三度見くらいチェック。笑
乗り遅れや電車の遅延が怖いので、基本的に一本早い電車に乗ります(そして待つ)。
「待っている時間は何も考えなくてもいい」という謎ルールを設け、ひたすらボーっとしてました。笑
ひたすらボーっとするカピ原せんせい(笑)
7:30 学校到着
学校に到着して、動きやすい格好に着替えてから職員室に行きます。
ちなみに到着が早すぎて人は全然いません(笑)
ですが、この人が少ないときの静けさが大好きで早く行っているところもありました。
始業までの一時間で行っていたことは、
- 今日の時間割を確認する。自分がメインの授業の日は教材がちゃんと揃っているか入念にチェックする。
- 自立活動がある日は何をするか確認、準備しておく。
- パソコンでメールチェックをする。放課後会議があるかもここで確認。
- まだ時間が余っていたら、次の授業で使う教材を用意しておく。
くらいでしょうか。
たくさん書きましたが、結局授業の流れを頭の中でシュミレーションしたり、教材を準備したりでほとんどの時間が消えていきます。今思うと本当に時間に追われて生きていました。笑
私は人前に立つのが本当に苦手なので、5,6時間目にメインの授業がある日は朝からずっと緊張してお腹が痛くて大変でした😅
8:30 始業・全体朝礼
時間になったら、全体→学部(小学部/中学部/高等部それぞれで)→学年の順で、一日の流れやお知らせを共有します。
この時話さなければならないことがある日は、必ずお守りのメモ(ざっくりとした内容ではなくセリフが書いてある笑)を事前に用意しておきます。
今でも絶対にアドリブでは喋れません🤣
9:00 子どもを迎えに行く
朝礼が終わったらトイレを済ませて、担当の子どもをバスターミナルや駐車場前まで迎えに行きます。子どもの笑顔に癒される最高の瞬間です。笑
子どもたちとの一日が始まるまでの時点で、頭の中がパンクしそうな日々でしたね…😅
②HSP先生の不安を和らげる方法2つ
ここからは、HSP先生が抱えやすい不安に対して、どう向き合うかの方法を2つお話します。
あくまで個人的に考える方法なので、予めご理解いただいた方はぜひ読んでみてください。
①遅刻しても最悪カバーしてくれる人がいることを知る
この考えを当時から知っておきたかった!!!笑
いや、当時から、もし遅刻しても必ず誰かがカバーしてくれます。でもこの時は誰かに頼ることが今よりもっと苦手で、「遅刻しちゃいけない」の気持ちが強かったんです。
HSPさんは特性上深く考えすぎてしまうところがあるので、「もし電車が遅延したら?」「バスに乗り遅れたら?」などを息をするように自然に考えてしまうんですよね。
でもその後に、
「最悪遅刻しても誰かしら1人は出勤してるだろうしなんとかなるよね」と自分がもし遅れたときのことをリアルにイメージすると、案外冷静になれるかもしれませんよ。
そもそも遅延や乗り遅れをたった1回しただけで激怒したり突き放したりするような環境は、そっちの方がおかしいです。笑
自分が逆の立場になったら、怒るよりも心配や労いの気持ちが先に来ますよね。
なので、あまり不安になりすぎなくても大丈夫ですよ。って当時の自分にも言いたい。笑
②授業の準備はできるだけ前日までに完璧にしておく
「これができたら苦労はねえんだああ!?!」
という声が聞こえてきそうです。わかります。わかるんですそうなんですよね😢
これができれば苦労はないのですが、なかなか時間がないのが現状。
ですが、そうは言っても明日の授業がやってくるのも現状…。それは誰にも変えられません。
なので、自分の授業がある日の前日の放課後はもう準備だけに集中しましょう!それ以外のことも…となると本当に帰れなくなります。泣
(※私は特別支援学校しか経験していないのでわかりませんが、小学校の先生は毎日が自分の授業だと思うので、この話は当てはまらないかもしれません💦)
あとおすすめの考え方としては、
「自分にやれるだけのことはやった!あとはもうどうしようもない!」と開き直ることです(笑)
だって、持てる時間を最大限使って準備して、流れをシュミレーションして、教材も用意して、ってやったらもうやれるだけのことはやりつくしていますよね。
なので、自分にできる最大限を前日に済ませ、あとは帰って寝る。これだけです!!
不安を感じてしまうことは私たちHSPには自然に起こることなので、それを押し込めず、受け入れていけるようになると前よりラクになるかなと思います😊
そのまんまの自分を受け入れて、大事にしていきましょう🌷
③まとめ
今日はHSP先生だった私の教員時代のモーニングルーティンをご紹介しました。
正直私のモーニングルーティンは反面教師にしてほしいというか、この過ごし方がおすすめだよ!と言いたいわけではないです。笑
自分が不安に感じる気持ちを受け入れて、
その気持ちとの付き合い方を知ろう
「遅刻したらどうしよう」「間に合わなかったらどうしよう」と思ってしまうこと自体を責めるのではなくて、その気持ちを少しでも和らげるにはどうしたらいいかが見つかるといいですよね😊
そうすることで、朝の貴重な時間をもっと有意義に過ごせるようになると思います。
毎日誠実に頑張るあなたを見てくれている人は
たとえ一度遅刻したくらいで突き放さないはずなので、
不安になりすぎなくて大丈夫ですよ🌷
では、最後までお読みいただきありがとうございました😊